2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
無料ブログはココログ

« オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語・・・ブルジョワーの家族の肖像、マネ、ドガ、ルノワール | トップページ | 「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」・・・御子左家の戦い、孤高の詩人、俊成・定家 »

2025年12月15日 (月)

LOVE いとおしい…っ!―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―・・・亡き人恋ふる

Yamatane-2025
Yamatane-kitano-tsunetomi-1913-2025
Yamatane-2025_20251215174201
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第412回
狂言綺語、達磨歌(禅問答のような難解な歌)を歌う、藤原定家でさえ、母、美福門加賀を偲ぶ哀傷歌には、真情が溢れている。
玉響(たまゆら)の露も涙もとどまらず亡き人恋ふる宿の秋風(新古今788)哀傷歌。
 *一一九三年7月二日亡母を偲び詠歌。二月十三日定家母没。
新古今歌人は、鹿を歌った。本阿弥光悦、俵屋宗達『鹿下絵新古今和歌巻』17世紀を思い出す。奥村土牛《鹿》、上村松篁《白孔雀》をみると、亡き母の愛犬、トイプードル、緑紅のダルマインコを思い出す。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、ご紹介する特別展を開催します。
愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。
鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。
北野恒富《道行》、池田輝方《お夏狂乱》。いずれも悲しいラブストーリーに基づく福富太郎コレクション屈指の名品。(福富太郎コレクション資料室)
家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。
郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。
冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。
――
本展のみどころ
みどころ①
「いとおしい…っ!」があふれた近代・現代の画家たちの作品を一挙公開!
恋愛、家族愛、故郷への愛、動物への愛、さらには信仰に基づく愛など、画家たちがさまざまな愛の形を描いた作品を一挙公開します!
奥村土牛《兎》 山種美術館 速水御舟《桃花》 山種美術館
みどころ②
福富太郎コレクション屈指の名品をご紹介!
みどころ③
小林古径の代表作《清姫》の連作全8点を展示!
能や歌舞伎の題材にもなった、道成寺にまつわる安珍清姫の伝説。それに取材した品格あふれる連作で、古径の代表作《清姫》を一堂に展示します!
小林古径《清姫》のうち「寝所」 小林古径《清姫》のうち「日高川」
*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。
■展示予定作品
鏑木清方《薄雪》 福富太郎コレクション資料室、 北野恒富《道行》 福富太郎コレクション資料室、 池田輝方《お夏狂乱》 福富太郎コレクション資料室 小林古径《清姫》、 小茂田青樹《愛児座像》、速水御舟《桃花》、川合玉堂《観世大士》、 小山硬《天草(洗礼)》、 奥村土牛《浄心》、 小倉遊亀《憶昔》、川合玉堂《鵜飼》、川﨑小虎《ふるさとの夢》、 横山操《越路十景》、奥村土牛《兎》。上村松篁《白孔雀》、小針あすか《珊瑚の風》他
――
参考文献
LOVE いとおしい…っ!―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―・・・亡き人恋ふる
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-e98dd4.html

没後80年記念「竹内栖鳳」・・・竹内栖鳳「班猫」村上華岳「裸婦図」
https://bit.ly/3TkPJ0z
どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより・・・歌川広重「名所江戸百景」1857
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-f7b3b4.html
犬派?猫派? 俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで・・・遣唐使船で経典を守る猫
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-03c2db.html

――
LOVE いとおしい…っ!―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/love.html

« オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語・・・ブルジョワーの家族の肖像、マネ、ドガ、ルノワール | トップページ | 「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」・・・御子左家の戦い、孤高の詩人、俊成・定家 »

日本画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語・・・ブルジョワーの家族の肖像、マネ、ドガ、ルノワール | トップページ | 「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」・・・御子左家の戦い、孤高の詩人、俊成・定家 »