北斎への旅 『旅する哲学者 魂への旅』より
北斎への旅 大久保正雄『旅する哲学者 魂への旅』より
不死鳥の画家、北斎
北斎、93回引越、30回画号を変える。73歳で代表作「神奈川沖浪裏」『富嶽三十六景』を生みだす。北斎は、67歳で脳卒中に襲われ、自分で治す。柚子を磨り潰して日本酒に溶かして飲む自家療法で治した。
北斎が追い求めていたのは唯一つ。画業を極めること。75歳で傑作『鳳凰図屏風』を画く。北斎 88歳ごろ『富士越龍図』(1849年)を画く。90歳、画狂老人卍として死ぬ。
*大久保正雄『不死鳥の画家、北斎 北斎は天翔ける。美の天に向かって』
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデアへの旅』
北斎『富嶽三十六景』1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)71歳から75歳
北斎『鳳凰図屏風』1835 75歳
北斎「富士越龍図」1849年 88歳
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